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なぜメールが届かない?

メールが届かない原因にはいろいろなことが考えられます

携帯やスマートフォン向けにメールを大量に配信する際に悩まされるのが、「メールが届かない」「メールが遅延する」といった問題ではないでしょうか。メールが届かなければそもそものサービス価値を提供できませんし、緊急性の高い内容のメール配信である場合は、ユーザからのクレームや信頼低下を招きかねません。
それではなぜ、「メールが届かない」という事象が発生するのでしょうか?それは、携帯キャリアやWebメールサービスのメールサーバーでは、大量メールの配信元に対して受信ブロック(接続制限)を行っているためです。

一般的なMTAで配信した場合…

受信ブロックとは?

携帯キャリアやWebメールサービス提供会社は、大量に送信される迷惑メールへの対策として、メール配信時の禁止事項を設けWebに公開しています。その禁止事項に抵触すると携帯電話キャリアが特定の送信元からのメールを受け付けなくなります。それを受信ブロックと言います

迷惑メールはメールサービスの利用者だけでなく、携帯キャリア・Webメールサービス提供会社にとっても害があります。大量メール送信によって回線の帯域を占領され、メールサーバに負荷がかかることから、受信ブロックという手段で対策を講じているのです。受信ブロックを受けると、送信先サーバから接続制限がかけられるため、一時的にメールが送れなくなったり、遅延するという事象が発生します

Webに公開されている禁止事項の代表的な例として、「一度に大量のメールを送信すること」、「大量の宛先不在を含むメールを送信すること」などがあります。これらは、具体的に「どれくらいの数を送信してはいけないのか」「どれくらいの宛先不在エラー率だと受信ブロックを受けるのか」などの数値は公開されていません。また、このルールはいつ変更されるかわかりませんので、システム担当者は常にメール配信に関する動向を注視していなければなりません

ここでは、携帯キャリアの一部の禁止事項をご紹介します。(2012年9月現在)

携帯キャリアが公開している注意事項及び禁止事項(原文)

docomo
・大量の宛先不在を含むメールは送信しないでください
・適正なSMTPセッション数で送信ください
・1通のメールで可能な同報数の上限にご注意ください
au
・存在しないメールアドレスに大量のメールを送信する行為
・同時に多数、もしくは長時間SMTPセッションを占有して送信する行為
・存在しないFromアドレス・ドメインからメールを送信する行為
・Aレコード、MXレコードが存在しないもの
・エラーメールを正常 (通常数秒以内) に受け取れない設備からメールを送信する行為
・短時間に著しく大量のメールを送信する行為
・IPアドレスが逆引きできない送信元からメールを送信する行為
・EHLO/HELOドメインが不正もしくはEHLO/HELOコマンドのないSMTP接続をする行為
・不正なメールヘッダを持つメール
SoftBank
・1メッセージのサイズが1Mbyteを超過したものは受信を拒否します
・1メッセージにおけるソフトバンクユーザー宛先(RCPT TO)が100件を超過したものは受信を拒否します
・フロムヘッダが空白のものは受信を拒否します
・Message IDヘッダが空白のものは受信を拒否します
・当社メールシステムに同報送信されるメールの中に大量の宛先不在メールが含まれている場合、そのメールを“迷惑メール”とみなし、その送信元から送信されるメールは一定時間受信を拒否します